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お知らせ

2024/11/07

医学科3年生の6名が1ヶ月間、
血管新生による血管網形成・維持機構と病態・老化への関与の解析について学びました。

課題に対して自ら率先して取り組み、先生や先輩へ積極的に質問を行い、真剣に学ぶ姿がとても素晴らしく
かつ、学ぶ事を楽しんでいる様子で、ラボ内に明るい笑い声が絶えない1ヶ月間でした。

2024/08/09

医学に興味を持つ志しの高い高校生達が、血管のできるしくみを学びました。

県外から参加の学生さんもおられ、積極的な質問も飛び交い、有意義な時間になりました。

2024/07/04

 

 

花田先生がJVBMOのTravel awards、そしてSemantiさんがIVBMのTravel grantsを受賞されました。
おめでとうございます🎊

2024/05/20

今年も元気いっぱい弾けます♬

画像をクリックすると…本気が見えます!

2023/12/01

今年も、心臓・血管領域の基礎研究をトピックに合同セミナーを開催いたします。
多くのご参加をお待ちしております。

・宮崎大学 心血管ベーシックリサーチセミナー 2023(みやざき健康街づくり構想)
・第2回 血管動態生化学セミナー
・大学院特別セミナー

日時:2023年12月12日(火) 17:00~19:00

場所:医学部 講義実習棟 303教室

※講演は英語で行われます

 

特別講師1. Pilhan Kim   韓国科学技術院(KAIST) 教授

演題:「Real-time IntraVital Microscopy (IVM): In Vivo Cellular-level Imaging of Internal Organs in a Live Animal」

講演内容:Pilhan Kim博士は、独自の2光子顕微鏡の開発に成功し、現在では、その販売をも手掛けるベンチャー企業の CEO である。また一方、博 士はエンジニア出身でありながら、2光子顕微鏡によるマウス生体イメージングを用いた医学・生物学研究の第一人者でもある。

2光子顕微鏡を用いた生体イメージングは、生きた動物の中で様々な生体現象の動態を分子・細胞 レベルで可視化できる極めて有用性の高い手法である。組織解析などの静的な観察ではこれまで見えてこなかった生体現象を、生体内で直接丸ごと観察することで、医学・生物学の新たな世界に切り込んでいける。

本講演では、その独自の2光子顕微鏡システムの紹介、続いて博士らの研究データを例 に挙げ、その幅広いイメージングアプリケーションの数々を紹介いただく。さらに、ヒトの病態の理解や新たな治療法開発への視点を与える、最新の知 見を提供いただくことで、今後の研究には欠かせない生体イメージングを 堪能いただく予定である。

 

特別講師2.中岡 良和   国立循環器病研究センター研究所 血管生理学部 部長

演題: 「炎症制御による難治性血管病の新しい治療法の開発」

講演内容:中岡 良和博士は、炎症性サイトカインの interleukin-6(IL6)に焦点を当てて、これまで肺高血圧症(PH)と高安動脈炎(TAK)などの 難治性血管病を主な研究対象にして基礎研究・臨床研究を精力的に進められてきた。

臨床研究では、TAK に焦点を当てて研究を進められ、ステロイド (GC)抵抗性 TAK 患者治療として、抗 IL-6 受容体抗体 tocilizumab(TCZ)の有効 性を示したパイロットスタディから、わが国で薬事承認に至った最新の話題 をお話し頂く。

また、基礎研究においては、特にPHにおける炎症シグナルの役割に注目して研究を進めてこられた。低酸素(Hx)性 PH(HPH)マ ウスモデルを用いて、IL-6 阻害が HPH 病態を抑制すること、IL-6 が肺組織で Th17 細胞を増加させ、主に Th17 細胞由来の IL-21 が肺のマクロファージを M2 に極性化することで肺動脈平滑筋の増殖を誘導する機序、さらに IL-21 が PAH 病態形成の重症化の要に位置するサイトカインであること等々、様々な最先端の知見を見いだされてきた。

本講演では、このように IL-6 とその関連シグナルの制御に着目することで、難治性血管病の新しい治療法の創出に繋 がる可能性について、その臨床及び基礎研究の第一人者の立場から広くお話 しいただく予定である。

 

 

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